封神演義孔宣、兵もて金雞嶺を阻む(第六十九回 孔宣兵阻金雞嶺)

(詩:民を弔い罪を伐つ周の正義と、孔雀にまつわる孔宣の抵抗、西方の導きを暗示する趣旨)

緒戦(陳庚・孫合・高継能)

  • 子牙は金雞嶺で孔宣の軍勢に阻まれ、これで三十六路の敵が出揃ったと察する。
  • 孔宣方の先鋒陳庚が挑戦し、黄天化が応戦。偽って敗走するふりで陳庚を誘い、火竜標で討ち取り首功を挙げる。
  • 続く孫合には武吉が応じ、詐敗の後に回馬鎗で討ち取る。
  • さらに高継能が出て哪吒と交戦。哪吒は乾坤圏で高継能の肩を打ち負傷させるが、討ち取るには至らない。

子牙と孔宣の対峙

  • 孔宣自ら出陣し子牙と問答となる。子牙は堯舜禹の禅譲から夏・殷・周への天命の移り変わりを説き、孔宣は「以下伐上」を非難して譲らない。
  • 洪錦が加勢するが、孔宣は背の五色の光(青・黄・赤・白・黒)の一つで洪錦を跡形もなく消し去ってしまう。子牙自ら戦うも、打神鞭も光の中に消え失せ、鳴金して両軍とも引き上げる。

夜襲の失敗(黄天化ら討たれる)

  • 子牙は孔宣の正体を測りかね、その夜哪吒・黄天化・雷震子に夜襲を命じる。しかし孔宣はすでに気配を察知しており、高継能・周信を伏せて待ち構えていた。
  • 雷震子は周信を討つが、孔宣の神光で哪吒・雷震子ともに捕らえられる。黄天化は高継能の蜂の妖術で乗騎が暴れて落馬し、槍で刺されて落命する。
  • 孔宣も哪吒・雷震子を捕らえ後営に監禁し、高継能は黄天化の首級を挙げて報告する。

黄飛虎、崇黒虎らを迎える

  • 黄天化の死を知った黄飛虎は悲嘆に暮れる。南宮适の勧めで、蜂の妖術を破れる崇黒虎を迎えに崇城へ向かう。
  • 途中、飛鳳山で文聘・崔英・蔣雄の三将と出会い、事情を語ると三人は同行を申し出る。崇城で崇黒虎と合流し、四将ともに金雞嶺へ向かう。子牙・武王と対面し、崇黒虎は出征をためらう武王を励まし、共に孔宣打倒を誓う。

「五岳」高継能と戦う

  • 翌日、崇黒虎らが高継能に挑戦する。崇黒虎・文聘・崔英・蔣雄の四将(東西南北中の五岳になぞらえられる面々。黄飛虎も加わり五岳)が高継能を包囲する。
  • 黄飛虎も加わり、五将は高継能を垓心に囲み込み、決着へ向かう。