北史卷七十 列傳第五十八 皇甫璠

経歴

  • 字景瑜,安定三水の人。代々西州の著姓,のち京兆に徙居。父和,本州中従事。大統末,散騎常侍・儀同三司・涇州刺史を追贈。璠は少くして忠謹で幹略あり,永安中,州都督に招かれた。周文帝が牧であった時,主簿に補され勤事で知られた。大統四年,丞相府行参軍に引き入れられる。周孝閔帝践祚後,守廟下大夫・長楽県子。保定中,鴻州刺史,入って小納言。蕃部中大夫に累遷,驃騎大将軍・開府儀同三司に進む。璠は性平和,小心で法を奉じ,安貞で志を守り,常に清白を自任し当時善人と称された。建徳三年,隨州刺史。政は簡恵を旨とし百姓は安んじた。官にて卒,交・渭二州刺史を追贈,諡は恭。
  • 子諒,少くして知られる。大象中,吏部下大夫。諒の弟誕。