北史卷五十五 列傳第四十三 張纂

張纂

  • 字は徽纂。代郡平城の人。爾朱榮に仕え、のち爾朱兆の長史として高歡への使者となり、その識見を見出された。相州陥落後、丞相軍事に参じ武安縣伯に封ぜられ、神武行台右丞に累進した。玉璧攻めからの撤退時、晉州で寒雨に遭い餓死・凍死する兵が出た際、辺境の禁令で入城を拒まれた州の門を独断で開かせ、家々に分宿・給食させて多くを救った。
  • 高歡はこれを善しとした。世渡り上手で高歡に二十余年仕え、伝令として親任された。文宣の時、護軍將軍で没した。