後漢紀巻第九 孝明皇帝 永平六年 63年

諸王の来朝と行幸

  • 春正月、沛王・楚王・済南王・東平王・淮陽王・琅邪王・中山王・東海王が来朝した。廬江で宝鼎が見つかり、太廟に納められた。
  • 冬十一月、魯に行幸して東海恭王を祀った。沛王・楚王・済南王・東平王・淮陽王・琅邪王が皆魯に集まった。
  • 十二月、帰途に陽城を通り、使者を遣わして中岳を祀らせた。

虞延と楚王英の件

  • 太尉虞延が司徒となった。虞延は朝廷にあって毅然とした態度をとり、正して補うところが多かった。
  • 陰氏は虞延を恨んで陥れようとし、人をやって「虞延は楚王劉英と謀反を企てている」と告げさせた。虞延は劉英が帝の近親であることからそんなことはあるまいと考え、この訴えを取り上げなかった。のちに劉英の事件が発覚し、皇帝は虞延を厳しく責めた。