元史卷一百六十五 列傳第五十二 完顔實珠
四川攻略の重ねた戦功
- 祖徳珠は金の管軍千戸、父納珠は太祖に帰順し西域・河西の征討、太宗の鳳翔・同州攻略に功があり虎符を賜り同州管民達嚕噶齊となった。憲宗は納珠の老齢を理由に實珠にその職を襲わせた。己未(1259年)世祖の哈喇章征討に従い馬湖江で浮橋を奪う功、中統2年(1261年)征行万戸、3年(1262年)嘉定攻略、至元4年(1267年)九頂山での勝利など戦功を重ね、瀘州・建都・重慶の攻略にも功が最も多かった。
- 至元16年(1279年)四川東道宣慰使、17年(1280年)四川西道宣慰使総管隨路巴図万戸を経て20年(1283年)四川行省参知政事となり没した。弟玲通が隨路巴図万戸を襲職した。