元史卷一百五十 列傳第三十七 李守賢

河東鎮撫

  • 李守賢、字は才叔、大寧義州の人。祖の放軍は金の宋討伐で戦功を挙げた逸話を持つ。大安初、守賢は兄弟らと共に太師国王穆呼哩に帰順し太祖に朝見、錦州臨海軍節度観察使を授かった。河東の要地鎮撫を任され、田野が乱れていたのを見て牛一万頭を給し関中の民を移して開墾させた。
  • 河中攻略では北面からの先登を建言し実現、蒲津・潼関攻略に功。少室山の太平寨では敵将の油断を見て夜襲で撃破。攻めた地では妄殺せず、河南の残党も追討して降伏させた。甲午年冬十月没。享年四十六。子彀が嗣ぎ、四川征討で戦功を重ね、河東道行軍万戸、京兆路加昭勇大将軍等を歴任、洺磁路にて至元七年(1270年)没。享年四十九。