立ち居振る舞いの基本
- (説苑より)貌(すがた)は男子には恭敬を、婦人には美しさを表すものであり、朝廷では尊厳を、宗廟では忠敬を、郷里では和順を旨とすべきとする。詩の「温温たる恭人は徳の基なり」を引いて締めくくる。
- (韓詩外伝より)天子の出入りには鐘の音に応じて容儀を正すべきことを説き、行歩・立礼・拝礼など、音楽と容貌・徳が相応じるものであるとする。
場面に応じた容儀の分類
- (新書より)朝廷・祭祀・軍旅・喪紀の四つの場面それぞれに応じた「志」「容」「視」「言」のあり方を細かく分類して示す(例:朝廷では清厳、祭祀では敬婉、軍旅では猛烈、喪紀では悲愁)。
- (新書より)立つ・坐る・行く・趨る・旋る・跪く・拝する・乗車するなど、具体的な動作ごとの正しい容儀(経・共・粛・卑の別)を細かく規定し、乱れた姿勢や態度(跛立、蹁坐、落ち着きのない視線や咳・つばなど)は禁忌とされることを述べる。
容儀に関する語彙
- (釋名より)容・立・坐・視・聴・行・歩・趨・走・奔・跪・跽・拝など、動作を表す語の字義を、それぞれの動作の性質に基づいて説く(例:趨は「赴」に通じ、目的地に急ぎ赴く意など)。