前漢紀前漢孝元皇帝紀下 五年 前34年

  • 春二月、天下に赦した。民に爵一級、女子には百戸ごとに牛酒、三老・孝弟力田・鰥寡孤独に帛を賜った。
  • 夏六月庚申、戻后の園を復した。壬申の晦、日食があった。
  • 秋七月庚子、太上皇の寝廟園と原廟、昭霊后・武哀王・衛思后・昭哀后の廟園を復した。
  • 皇帝が病に臥し、祖宗が郡国の廟園を廃したことを譴める夢を見た。皇帝の末弟の楚の孝王もまた同じ夢を見た。皇帝は丞相の匡衡を召して問い、復そうと議した。衡は不可と言い、高祖・孝文・孝景の廟に祷って礼の正しきを陳べ、「咎は臣衡にあり、衡がその咎を受けるべきで、皇帝は福祐を蒙るべきです」と言い、諸廟に祷り尽くした。皇帝の病は長く癒えず、結局みな旧の祀りを元通りに修復した。
  • 山陽の社の中の大槐樹を吏民が伐り倒したところ、その夜、樹が自ら元の場所に立ち戻った。