前漢紀前漢髙后紀 五年 前183年

  • 春三月、南越王の尉佗が南越武帝と自称した。このとき南越に対して関中の鉄器の交易を禁じていた。尉佗は「先帝は私と使者を通わせて絶やさなかった。今、高后は讒臣の言を聴いて蛮夷として区別している。これは必ず長沙王の計略で、中国を頼んで南越を撃ち滅ぼし自分の功にしようというのだ」と言い、越帝を称して長沙を攻めようとした。
  • 秋八月、淮陽王の強が薨じた。
  • 九月、河東・上党の騎兵を徴発して北地に駐屯させ、匈奴に備えた。