宋史卷四百五十二 列傳第二百十一 司馬夢求
司馬夢求
- 敘州の人。温国公司馬光の後裔。母・程氏は嫁いで間もなく夫が死んだが他家に嫁ぐことを拒み「節婦」と旌表された。夢求はその族子で程氏の後を継いだ。景定三年進士、咸淳末、江陵沙市監鎮に転じた。沙市は城から十五里、南は蜀江に阻まれ北は江陵に接し地勢は険固で舟車の要衝、水を防禦の頼みとしていた。徳祐元年、湖水が突然涸れ北兵が中道を横断、南風に乗じて放火した。都統・程文亮が馬頭岸で迎え撃ったが、制置使高達が援軍を出さなかったため文亮は降伏、夢求は朝服のまま闕を望んで再拝し縊死した。