宋史卷三百五十六 列傳第一百十五 强淵明
生涯
- 字は隠季。杭州銭塘の人。父至は韓琦に文学を認められ祠部郎中に至る。淵明は進士及第、済州・杭州教授、確山県通判・保定軍通判を経て太府丞・軍器少監・国子司業。
- 兄の浚明・葉夢得と共に蔡京の腹心となり、元祐党籍の三等区分による定罪を三人で主導し党禍を助長、祕書少監・中書舎人・大司成・翰林学士に累進。
- 大観三年、蔡京罷相で龍図閣直学士として永興軍・鄭州・越州を知るが、禮部尚書として召還され学士承旨・翰林広直廬に進み帝から「摛文堂」の額を賜る。延康殿学士・醴泉観提挙兼侍読・監修国史を経て卒、金紫光禄大夫資政殿学士・諡文憲を贈られた。兄の浚明は早世。