宋史卷二百九十九 列傳第五十八 許元

財利に長けた発運使

  • 許元、字は子春。宣州宣城の人。范仲淹の推薦で江淮制置発運判官となり、慶暦中の江淮漕運不足を解決した功で発運副使・使に昇進。仁宗に六路転運司の統合を求めるも反対され断念。江淮に十三年在任し、収奪的な財利追求で権貴に贈物し重用されたが、公平な人事は行われなかったと評される。