宋史卷二百七十四 列傳第三十三 王繼勲

王繼勲

  • 陝州平陸の人。河中府に隷し牙校となる。李守貞の叛乱で継勲は潼関を守ったが郭従義に破られ河中に走り帰る。白文珂・劉詞が兵を率いて城下に至ると、守貞はまた継勲と愛将聶知遇に夜に出て河西の砦を攻めさせたが、再び漢兵に敗られ傷を負って逃げた。継勲は守貞が必ず敗れると見て城を踰えて降った。後周太祖は供奉官に補し、広顕初、汾州刺史を領し晋・磁・隰等州の縁辺巡検を充てる。憲・麟・石・磁四州刺史を歴任。
  • 宋初、磁州団練使に遷るが、境上での用兵失律に連座し荊罕儒が陣に陥ったことで右監門衞率に責め降される。荊襄平定後、道州の知事権を任され、まもなく本州刺史を授かる。州境は広南に接し、劉鋹がしばしば兵を引いて侵入したため、継勲は嶺表征討の可能な状況を上言し、王師の南伐にあたり賀州道行営馬歩軍都監とされた。継勲は武勇があり、軍陣では常に鉄鞭・鉄槊・鉄撾を用い、軍中で「王三鉄」と呼ばれた。