新唐書卷二百一 列傳第一百二十六 崔信明
崔信明
- 青州益都の人。高祖光伯は北魏七兵尚書。誕生時に異雀が鳴いた瑞祥から文名を予言された逸話が伝わる。強記で文章に秀で、隋大業中に堯城令。竇建德配下の族弟崔敬素の勧誘を拒み、太行山に隠棲した。貞観六年、興勢丞に召され、秦川令で没した。
- 門地を誇る性格で自らの文才を李百薬に勝ると自負したが、揚州録事参軍鄭世翼に「聞くところに及ばぬ」と作品を川に投げ捨てられた逸話が伝わる。
附 鄭世翼
- 鄭州滎陽の人、周儀同大将軍敬德の孫。貞観中、怨謗の罪で流罪となり客死した。『交遊傳』を著した。
- 崔信明の子冬日は武后朝で黄門侍郎に至ったが酷吏に誣告され死んだ。