新唐書卷一百六十一 列傳第八十六 庾敬休

庾敬休

  • 庾敬休、字は順之。鄧州新野の人。祖父・父ともに安禄山・硃泚の偽官を拒んだ家系。進士・宏辞に及第し、天子への言論記録制度の整備を建言したが密議への配慮から廃止された。翰林学士、文宗の魯王傅を兼ねた。
  • 蜀の茶税徴収の弊害を正し、逋沒を防ぐ制度を建言。蜀道の米価高騰に対し職田を貧民救済に充てる策も採用された。尚書左丞で没し、吏部尚書を贈られた。酒肉を断ち色を近づけない淡泊な人柄で、弟の簡休も工部侍郎に至った。