新唐書卷一百五十六 列傳第八十一 邢君牙

邢君牙

  • 邢君牙、瀛州楽寿の人。幽薊・平盧軍で戦功を重ね、侯希逸に従い海路で青州に入った。田神功の下で好畤の防衛を務め、代宗の陝州避難時の扈従の功で河間郡公に封じられた。
  • 建中初年、李晟に従い田悦討伐で武安・襄国間の5戦で最多の斬獲を挙げた。徳宗の奉天避難では晟と共に急行し、渭橋への軍の移動でも重要な役割を担った。晟が鳳翔で辺境を巡視する際は常に留守を任され、後に鳳翔観察使を継いだ。吐蕃の侵入に対し耕作と訓練で備え、隴州平戎川に永信城を築いた。没して司空を贈られた。
  • かつて無位無官の張汾が君牙の宴席に無遠慮に同席し、宴会費の横領が発覚した際に責められて立ち去ろうとしたが、君牙は自らの過去の豪気を惜しんで引き留め、500匹の絹を贈った逸話がある。