新唐書卷一百三十 列傳第五十五 宋慶禮

辺境経営の実務家

  • 宋慶禮、洺州永年の人。明経科及第、衛尉。桓彦範の河北巡視に従い突厥対策で評価される。嶺南采訪使として崖州・振州の首領間の抗争を調停、瘴癘の地でも自ら赴いて和解させた。
  • 河東・河北営田使として辺境経営に長け、体力に優れ日に数百里を馳せた。営州都督府の柳城への再築を、宋璟の反対を押し切って主導、三旬で完成させた。開屯田80余所、商胡の招致など辺境の充実に尽力し没、工部尚書を贈られた。
  • 政治は厳格で私心少なく、太常博士張星が謚を「専」としたことに対し張九齢が「営州築城の功は貶められるべきでない」と申駁、謚は「敬」に改められた。