新唐書卷一百二十八 列傳第五十三 席豫

清廉な文臣

  • 席豫、字は建侯、襄州襄陽の人。長安中、学兼流略・詞擅文場科で16歳で及第。安楽公主の皇太女要求に対し皇太子擁立を上疏、太平公主の招きを避けて隠遁。賢良方正異等科に及第し陽翟尉。
  • 開元初、監察御史、懐州司倉参軍を経て大理丞、考功員外郎、中書舎人(韓休・許景先・徐安貞・孫逖と並称)。鄭州刺史を経て吏部侍郎、選挙で寒門の士を多く抜擢し「席公」と称された。天宝6載、礼部尚書、襄陽県子。江南等の按行使を4度務め、南方の野葬の風習を改めさせた。
  • 清直で権勢に屈せず、子弟への手紙にも草書を用いぬ謹厳さ。臨終に薄葬を遺言、享年69、江陵大都督・謚文。玄宗の朝元閣賦詩を最も工みと評された。弟晋も文名があった。