新唐書卷一百六 列傳第三十一 楊弘禮
遼東・西域の戦功
- 隋の尚書令楊素の弟の子。太宗の遼東征討で兵部侍郎として活躍し、駐蹕の役で戦功を挙げた。
- 昆丘道副大総管として処密を破り焉耆王を殺し、亀茲・于闐の王を捕虜とした。太宗崩御後、大臣に疾まれ涇州刺史に左遷、永徽初に功を認められ勝州都督などを歴任、蘭州都督を贈られ諡は質。
弟 弘武
- 弟の弘武は吏部郎中などを歴任、高宗東封に随行し西台侍郎に進む。汴州刺史を贈られ諡は恭。
侄 元禧
- 弘武の子元亨・元禧・元禕のうち元禧は張易之に讒言され一時降格されたが、易之誅殺後に京官に復帰した。
族父 纂
- 楊弘禮の族父纂は長安令などを歴任、戸部尚書に至り幽州都督・諡恭を贈られた。子昉は武后時に肅機となった逸話が残る。