新唐書卷九十 列傳第十五 丘和
嶺南招撫の功臣
- 丘和、河南洛陽の人。隋の資・梁・蒲州刺史を歴任し寛恵で知られた。隋末、交阯太守として煬帝の死を知らぬまま独立を保ち、後に唐に帰順して交州大総管・譚国公。年八十六で卒し、荊州総管・襄を追贈された。
子 行恭
- 子の丘行恭は勇猛で、原州の賊を説いて唐に帰順させた功で光禄大夫。王世充討伐の邙山の戦いで太宗を敵中から救出した功で知られ、右武候将軍・冀陝二州刺史を歴任、年八十で卒し荊州刺史・襄を追贈された。
【贊】
- 賛に曰く、帝王が興る際にはその威霊が人を動かし悟らせるものがあり、士はこぞって従い、梁や柱のようにそれぞれの場所を得て大きな家を成した。ここに挙げた諸将がまさにそれである。しかもみな礼法をもって身を全うした、賢者というべきである。