資治通鑑漢紀四十九 孝靈皇帝上之下 熹平五年 前399年
夏 益州郡夷の反乱と旱魃
- 四月、天下に大赦があった。
- 益州郡で夷が反乱したが、太守の李顒がこれを平定した。
- 大雩が行われ、干ばつへの祈雨がなされた。
三公の交代
- 五月、太尉の陳耽が罷免され、司空の許訓が太尉に移った。
- 閏月、永昌太守の曹鸞が、党人を赦さぬのは不当であり、災異が相次ぐ原因だとして赦免を求めた。
- 皇帝はこれに激怒し、曹鸞を檻車で槐里獄に送って拷問死させた。
- これを機に、州郡に命じて党人の門生・故吏・父子兄弟を再調査させ、在職者は免官、禁錮は五属にまで広げられた。
- 六月、劉逸が司空となり、七月には許訓が罷免され、劉寛が太尉となった。
- 十月、司徒の袁隗が罷免され、十一月に楊賜が司徒となった。
北辺の不安
- この年も鮮卑が幽州を侵した。