資治通鑑周紀五 赧王 四十四年 前271年
趙の藺相如、斉を攻める
- 趙の藺相如が斉を攻め、平邑まで進軍した。
趙奢の租税整理
- 趙では田租徴収を担う官吏の趙奢が、平原君の家が租税納入を拒んだため、法に従ってその家臣九人を処刑した。
- 平原君は激怒したが、趙奢は「貴族だからといって公法を曲げれば国法が損なわれ、国が弱って諸侯の侵攻を招く」と説いた。
- さらに「あなたほどの身分の者が率先して法に従えば上下の秩序が整い、国家も強くなり、結局はあなたの地位も安泰になる」と論じた。
- 平原君はこれを認め、趙王に推挙した。王は趙奢に財政を任せ、税制は整い、民は富み、国庫も充実した。趙奢は後の名将であるだけでなく、内政能力にも優れていたことがここに示される。