資治通鑑周紀四 赧王 二十七年 前288年
冬十月 秦王・斉王、帝号を称す
- 秦王は自ら西帝を称し、使者を送って斉王を東帝に立て、ともに趙を討つことを望んだ。
- そこへ燕から来た蘇代が斉王を説き、帝号は受けても実際には称しないよう勧めた。秦が先に帝を称して諸侯の憎しみを買うのを利用し、斉は天下の支持を集めるべきだと論じた。
- また、趙を攻めるよりも宋を滅ぼす方が有利であり、そうすれば楚・趙・魏・衛を震え上がらせられるとも進言した。
- 斉王はこの策に従い、帝を称してわずか二日でその号を返上した。
十二月 秦も帝号を捨てる
- 呂礼が斉から秦に入ると、秦王もまた帝号を取りやめ、ふたたび王と称した。
秦、趙の杜陽を奪う
- この年、秦は趙を攻め、杜陽を奪った。