春、丹陽の戦い
- 春、秦軍と楚軍は丹陽で戦い、楚軍は大敗した。
- 秦は楚の甲士八万を斬り、屈匄と列侯・執珪七十余人を捕らえた。
- そのまま漢中郡を奪い取った。
楚、藍田で再敗
- 楚王は国内の兵を総動員して秦に報復し、藍田まで攻め入った。
- しかしここでも楚軍は大敗した。
- 韓と魏は楚の窮状に乗じ、南から楚を攻めて鄧まで進出した。
- 楚はこれを聞いて兵を引き、秦に二城を割譲して講和を求めた。
燕昭王の再建
- 燕では太子平が迎え立てられ、昭王となった。
- 昭王は国が破れた後の君主として、死者を弔い孤児を慰め、民と苦楽を共にした。
- また、自ら身を低くし、厚い贈り物をもって賢者を招こうとし、郭隗に相談した。
郭隗の「千里馬」説
- 郭隗は、かつて君主が宦官に千金で千里馬を求めさせたところ、死馬の骨を五百金で買ったため、生きた名馬が次々集まったという話をした。
- いま王が本気で士を招くなら、まず自分のような者から礼遇すべきで、そうすれば自分以上の賢士も遠路をいとわず来るだろうと説いた。
- 昭王は郭隗のために宮室を築いて師として遇した。
- これを見て各地の士が燕に集まり、魏から楽毅、趙から劇辛が来た。
- 昭王は楽毅を亜卿に任じ、国政を担わせた。
韓の王位継承