資治通鑑周紀一 安王 五年 前398年

日食

  • 日食があった。月日が伝わらず、史官の記録に欠落がある。

韓の宰相俠累が聶政に殺される

  • 三月、韓の宰相俠累は、濮陽の厳仲子に恨まれていた。
  • 厳仲子は、軹の勇士・聶政に百溢の黄金を贈って母の養生にあてさせ、後日に仇討ちを依頼した。
  • 母の存命中は引き受けなかった聶政は、母の死後、ついに韓の府中へ突入して俠累を刺殺した。護衛は多かったが阻止できなかった。
  • 聶政は面を裂き、目をえぐり、腹を切って自ら誰かわからぬようにした。韓は死体を市場にさらして名乗り出る者を募った。
  • その姉の聶嫈が現れ、これが弟の聶政であると明かしたうえで、弟の名を埋もれさせまいとしてその場で死んだ。