西漢演義第二十三回 秦の滅亡を賀し鴻門に宴を設ける (賀亡秦鴻門設宴)
鴻門の会
- 范増は沛公暗殺のため上・中・下三段の策を項羽に授け、項羽は沛公を鴻門の宴に招く。危険を察した沛公は張良らと相談し、酈食其や蕭何の消極案を退け、張良の勧めに従い赴くことを決める。
三罪の弾劾と柔軟な弁明
- 項羽は沛公に子嬰釈放・法改正・関の閉鎖の三つの罪を挙げるが、沛公は巧みに弁明し項羽の怒りを解く。項羽は曹無傷の讒言のせいだと明かす。
玉玦と剣舞
- 范増は玉玦を掲げて合図するが項羽は動かず、陳平も沛公を天命の人と見て加担せず酒を注ぎ分ける。范増は項荘に剣舞にかこつけて沛公を討たせようとするが、項伯が相舞して守る。
樊噲の乱入
- 危機を察した張良は樊噲を呼び入れ、樊噲は項羽の前で沛公の功と項羽の非を堂々と述べ、項羽の心を和らげる。その隙に沛公は厠を口実に宴を抜け出し灞上へ逃げ帰った。