三十六計偷樑換柱
- 要旨: 味方連合軍の陣形が頻繁に変わる隙に乗じて、その精鋭を密かに抜き取り、自軍の意のままに操って乗っ取る計略。
計の要点
- 「頻更其陣、抽其勁旅、待其自敗、而後乘之」として、陣形の変化に乗じて精鋭を抜き取り、相手が自ら崩れるのを待って乗じるべきだとする。
按語の補足
- 陣には縦横があり、天衡(横軸)を梁、地軸(縦軸)を柱に例え、梁柱は精鋭で構成されるため、陣形を見ればその所在がわかるとする。
- 他の敵と共に戦う際、頻繁に陣形を変えさせ、その間に密かに精鋭を抜き替え、あるいは自軍の兵をその梁柱の位置に置き換えれば、やがて陣形が崩れて、その兵をも自軍に取り込めるとする。これは、味方であるはずの勢力を併呑して他の敵に当たらせる際の第一の策であるとする。