三十六計借屍還魂

  • 要旨: 有用なものは利用しにくいが、無用と見なされているものはかえって利用しやすいため、それを借りて用いるという計略。

計の要点

  • 「有用者、不可借、不能用者、求借」として、既に力のあるものを借りるのは難しく、力がないと見なされているものこそ借りやすいとする。

按語の補足

  • 王朝交代の際に、滅んだ国の後継者を次々と擁立するのは、この借屍還魂の意にほかならないとする。他者に兵権を委ね、自分に代わって攻守を行わせるような策も、すべてこの類であるとする。