三十六計李代桃僵
- 要旨: 全面的な損失を避けられない時は、部分的な損失(劣った部分)を犠牲にして、全体(優れた部分)の利益を守る計略。
計の要点
- 「勢必有損、損陰以益陽」として、損失が避けられない状況では、劣る方を犠牲にして優る方に利するべきだとする。
按語の補足
- 敵味方それぞれに長所と短所があり、全面的な勝利は難しいが、勝敗を分けるのは長所と短所の比較にあるとし、劣った駒で相手の優れた駒を制する(下駟で上駟に当て、上駟で中駟に当て、中駟で下駟に当てる)ような、兵法家ならではの詭謀があるとする。