三國演義第二十四回 国賊は凶行に及び貴妃を殺し、皇叔は敗走し袁紹のもとへ身を投じる (國賊行兇殺貴妃   皇叔敗走投袁紹)

董承一派の処刑

程昱の諫言で曹操は献帝廃立を思いとどまるが、董承ら関係者とその一族七百余人を処刑する(詩:董承・王子服らの忠義を悼む内容)。

董貴妃殺害

曹操は懐妊五か月の董貴妃(董承の妹、献帝の寵妃)まで殺害しようとする。献帝・伏皇后の嘆願もむなしく、董貴妃は宮門の外で絞殺される(詩:董貴妃の悲運を悼む内容)。曹操は宮中の警備を厳しくし、次なる標的として馬騰・劉備の排除を計画する。

曹操の徐州再攻

郭嘉の進言もあり、曹操は劉備討伐に二十万の大軍を五方面から進発させる。劉備は袁紹に援軍を求めるが、末子の病を理由に袁紹は出兵をためらう。田豐は好機を逃す袁紹を嘆く。

徐州の陥落

劉備・張飛はやむなく夜襲策に出るが、曹操は事前に風の兆し(旗が折れたことから夜襲を予知)から備えており、伏兵に阻まれて両軍とも大敗する。張飛は芒碭山へ、劉備は単騎で青州へ落ち延び、袁紹の長子袁譚の助けを経て、袁紹自身に温かく迎え入れられる。

徐州・下邳の攻防

一方、曹操は小沛・徐州を制圧する。下邳では関羽が劉備の妻子を守って籠城を続けており、荀彧は「袁紹に奪われる前に早く落とすべき」と進言。曹操は関羽の武勇と人柄を惜しみ、力ずくでなく説得による帰順を図ろうとする。

評語

なし