遼史卷八十八 列傳第十八 巴拉

巴拉

  • 巴拉、字は布哩音。多智で騎射を善くした。開泰間、兄が右伊勒希巴であったことにより郎君に補され、たびたび昇進して奚六部圖哩太尉となった。太平末、大延琳が反乱を起こすと、巴拉は北南院の兵を率いてこれを討ちに行き、蒲水で遭遇して南院兵がやや退いたが、手山で再び賊と遭遇すると巴拉は両院の旗幟を易えて鼓舞し力戦してこれを破った。上は手詔を聞いてこれを褒奨し内廏馬を賜った。
  • 重熙中、四捷軍詳衮に遷り、事を謝して郷里に帰ったが、数歳して昭徳軍節度使として起用され、間もなく国舅詳衮に改まり卒した。