南史卷六十二 列傳第五十二 司馬褧

生涯

  • 司馬褧、字は元表、河内温の人。曽祖純之は晋大司農・高密敬王、祖譲之は員外常侍、父燮は三礼に善く斉国子博士。褧は家業を継ぎ力を尽くして学問に励み書を手放さず、劉瓛に評価され任昉と親交を結んだ。梁天監初、五礼撰定の詔で嘉礼の撰修を命じられ、尚書祠部郎として礼楽制定に建議、多くが採用された。中書通事舎人を兼ね、吉凶の礼で明山賓・賀瑒らも判断に迷う際は褧が裁決した。御史中丞。十六年(517年)宣毅南康王長史・行府国并石頭戍軍事。外官にありながら文徳・武徳二殿への出入りを許される特恩を受けた。晋安王長史として卒し、庾肩吾が文を集めて十巻とした。嘉礼儀注百十二巻を撰した。