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高士傳卷三 任安
出自と隠逸
任安は字を定祖といい、若くして学問を好み、山中に隠れて名利を求めなかった。当時の人々は安を「任孔子」と呼んだ。度重なる辟召にも応じなかった。
建安年間、『史記・魯仲連伝』を読んで嘆いて言った。「性は清廉潔白をもって己を治め、情は志を得ることを楽しみとする。性が治まり情が満たされれば、道を体して憂えることがない。彼は捨てて私は取り、時勢と争わぬのだ。」
そのまま生涯仕えることなく、当時の人々は彼を「任徴君」と称した。
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