紀效新書製器說
- 要旨: 武器・器具の製造管理を役人任せにせず、将官自らが銀の出納から検品まで責任を持つべきだと説く。
将官が製造を丸投げすることの弊害
- 将官が嫌疑を避けて器具の調達を役人に任せがちだが、実戦で不具合が起きればその咎は将官に帰すと指摘する。
- 銀の出入りに私心がなければ嫌疑を恐れる必要はなく、購入・監督・試験まで将官自ら関わるべきだとする。
安値優先の弊害
- 出納を司る者が値切ることばかり考えると、業者は材料を削って利益を確保しようとし、結局は粗悪品になると論じる。
- 目先の節約が大きな損失(軍事上の失敗)を招く「小を惜しんで大を失う」愚を戒め、為政者に猛省を促す。