紀效新書正行伍說
- 要旨: 兵を十人一組(伍)に編成し、腰牌により身元を管理する制度を説く。隊長が部下一人一人の事情に精通することが団結の基礎になるとする。
編成と管理
- 十人を一伍とし木製の腰牌を持たせ、四伍を一哨として大隊の腰牌を、士官にも各色の腰牌を持たせる。
- 腰牌には姓名を記し、軍律の要点を裏面に刻み、細則は別に一部にまとめる。
隊長の責務
- 隊長は配下十人の貧富・強弱・所在をすべて把握し、呼べば即座に誰か分かる状態にすることを求める。
- 百人長・千人長・偏裨の大将もこれに準じて部下を掌握すべきとし、これによって兵の実情と教練の勤惰を見極められるとする。
- 管仲と鮑叔のような深い信頼関係があってこそ、一致団結した戦いが望めると結ぶ。