西夏書事卷四十 宋寧宗(金崇慶元年・蒙古太祖七年) 嘉定五年(夏光定二年) 1212年

対金の通常の遣使

  • 春正月、金へ正旦を賀う使者を送った。金の貴戚が使者と密貿易を行った件が問題となり、金主はこれを禁じ夏使を早く帰らせた。これを最後に夏の金への正旦賀使は途絶えた。

金との交戦

  • 三月、金が夏国王への封冊使を送った。金が蒙古との戦で渭河堡で敗れた隙に乗じ、遵頊は頻りに金の辺境を侵しながらも封冊は受けた。
  • 金の葭州を攻めたが、金の完顔奴婢に退けられた。
  • 冬十二月、金へ謝封冊の使者を遣わした。金との抗争の意志を持ちながらも冊封の礼だけは受けた形であり、正旦賀使はもはや送らなかった。