西夏書事卷三十六 宋高宗(金正隆三年) 紹興二十八年(仁孝天盛十年) 1158年

通済監の設置と貨幣鋳造

  • 春正月、金の正旦および生辰を賀う使者を送った。
  • 夏五月、通済監を立て銭を鋳造させた。茶山の鉄冶が金に帰した後、国中で鉄が不足し陝西の大鉄銭で代用していたが、金の榷場での取引価格が高騰したため、仁孝は監察御史梁惟忠に通済監を掌らせ天盛永宝銭を鋳させ、金の正隆元宝銭と並用させた。金は当初これを禁じたが、仁孝が再三上表して通用を許された。
  • 秋九月、金の使者が生誕日を賀いに来た。使者は宿直将軍の阿魯保であった。