西夏書事卷三十六 宋高宗(金正隆二年) 紹興二十七年(仁孝天盛九年) 1157年

金使横賜と任氏一族の権勢

  • 春正月、金の正旦および生辰を賀う使者を送った。金主は山陵の礼が成ったことで百官に賜物を行き渡らせ、賀正使にも厚く賜った。
  • 夏四月、金の使者が横賜に来た。使者の温敦斡喝を迎えた館伴の梁元輔は弁舌に優れ議論で使者を圧倒し、使者は夏国の人材の盛んなことを称えて帰った。
  • 六月、任得敬が弟の任得聡を殿前太尉、任得恭を興慶尹とした。両者は権勢を頼んで賄賂を集めたため、秘書監の王挙が弾劾しともに罷免された。
  • 秋九月、金の使者が生誕日を賀いに来た。使者は宿直将軍の僕散烏里黒であった。