西夏書事卷三十六 宋高宗(金貞元三年) 紹興二十五年(仁孝天盛七年) 1155年
日食と直言の奨励
- 春正月、金の正旦および生辰を賀う使者を送った。金主の淫虐が日ごとに増す中、仁孝は枢密使・御史大夫などの重臣を使者に立てて敬意を示した。
- 夏五月朔、日食があった。翌日には大風雨と落雷で宮殿の鴟尾が壊れ、仁孝は天変を理由に国中に恩赦を行った。
- 秋九月、尚食官の阿華に銀幣を賜った。仁孝が賀蘭原で狩りをした際、怪我をした馬を殺す命令に対し阿華が「畜を貴び人を賤しむべきではない」と諫めると仁孝は狩りをやめ、罔后はこれを賞して諫めなかった臣下を恥じさせた。