西夏書事卷三十六 宋高宗(金皇統六年) 紹興十六年(仁孝人慶三年) 1146年
版図の拡大と孔子尊崇
- 春正月、金の正旦および万寿節を賀う使者を送ると、金は辺地を賜った。夏国は代々の開拓により黄河の内外に二十二の州郡を得ており、河南の霊・洪・宥・銀・夏・石・鹽・会・南威の九州、河西の興・定・懐・永・涼・甘・粛・沙・瓜の九州、熙・秦・河外の西寧・楽・廓・積石の四州、ほかに静・勝・龍・韋・伊の諸州にまで及んでいた。仁孝が金に地を乞うと、金主は徳威城・定辺軍などの沿辺の地を与えた。
- 三月、孔子を文宣帝と尊んだ。州郡ごとに廟を建てて祀らせ、殿庭も帝の制に準じさせた。