西夏書事卷三十三 宋徽宗(遼大慶十年) 宣和二年(乾順元德二年) 1120年
曹妃の立后と宗室の封爵
- 春三月、日に暈がかかる異象があり、妃の曹氏を立てた。曹氏は把関太尉曹勉の孫で、十四歳で入宮し、仁安公主に仕えてその意にかない、乾順に取り立てられて才人から賢妃に進んだ。
- 冬十一月、宗室の子の仁忠を濮王に、仁礼を舒王に封じた。二人の父の景思は秉常が幽閉された際に危難を助けたが、梁氏父子に阻まれて栄達できず世を去った。仁忠・仁礼は蕃・漢の文字に通じ才思に富み、秘書監から礼部郎中・河南転運使を経て、先祖の功を自ら陳情してこの度昇爵した。