西夏書事卷十九 宋仁宗(契丹重熙十八年) 皇祐元年(諒祚延嗣寧國元年) 1049年
契丹との戦争
- 春正月朔、日食があった。幼主の改元に伴う凶兆として群臣が慎重な政治を求めたが、訛龐は聞き入れなかった。
- 二月、契丹が賀正使を留め置いた。曩霄の遺言は宋への恭順を説いていたが、契丹は冊封を渋り使者を抑留し、諸道の兵を集めて討伐を告げた。
- 夏六月、再び契丹に貢いだが、使者は留め置かれた。
- 秋七月、月が歳星を犯した。
- 契丹軍が侵攻し唐隆鎮を破った。
- 九月、契丹将蕭恵の軍を襲い破った。蕭恵は油断していたところを訛龐に急襲され大敗した。
- 冬十月、再び賀蘭山で戦い敗績し、国主の母没𠼪氏が捕らえられた。契丹の別働隊に大敗し多数が捕虜となった。