西夏書事卷一 梁太祖 開平四年 910年

晋・岐連合軍による夏州包囲

  • 秋七月、晋・岐の連合軍が夏州を包囲したが、李仁福は城を守り抜き陥落しなかった。梁の忠武節度劉知俊が岐王李茂貞に降り、茂貞・邠寧節度李継徽・涇原節度李継鸞が晋の李存勗と結んで五万の兵で夏州を攻めた。仁福は城内の守兵・州民とともに昼夜城を守り抜いた。
  • 冬十一月、鄜延の援軍が到着し包囲が解けた。仁福が梁に急を告げ、梁の李遇・劉綰らが鄜延の兵を率いて晋・岐軍の退路を断ち大破したため、包囲軍は撤退した。
  • 十二月、検校太保同平章事に加えられた。梁が晋・岐の軍を退けた功を嘉したものである。