十六国春秋後涼錄四 張資

鳩摩羅什による診断

  • 張資は光に仕えて中書監となった。博学多才で温雅な人柄、光は大いにこれを重んじた。資が病むと外国の道人羅義が「治せる」と称し光は厚く賜物を与えたが、鳩摩羅什は義が偽りで人を欺いていることを見抜き、五色の糸で作った縄を焼いて灰にし水に投じる占いを行い「灰が元の結び目の形に戻れば病は治らない」と告げた。灰は果たして元の形に戻り、義の治療は効なく数日で資は死に、光はこれを深く悼んだ。