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十六国春秋
前涼錄六 童巽
身をもって柩を守る
童巽、字は子挙。博学で才があった。太守で京兆の諒に上掾として招かれ、主簿・功曹を歴任した。諒が任地で卒すると、巽は喪服姿で柩を送る途中、賊に遭い皆が逃げ散る中、身をもって柩を守り慟哭し血を吐いた。賊が棺を壊そうとすると、巽は叩頭して救いを求め、頭が割れ血が流れても止めず、賊はその義に感じ入り釈放した。これにより名を知られた。
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