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十六国春秋
辛慿
忠臣の子
辛憑は字を士彦といい、隴西狄道の人である。張茂に仕えて燉煌太守となった。ただ一子の髦が狄道の墓に省するに至ったところ、枹罕護軍辛晏の反叛に遭って晏に執えられた。
慿は茂に晏を討伐するよう勧めた。茂は言った、「髦は彼の許にいる。どうすればよいか」と。慿は言った、「人臣が主に事えるのに、どうして子を顧みられましょうか」と。茂は言った、「子は純臣である」と、そこで爵位を賜って關内侯とした。
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