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十六国春秋
嚴氏
太王太后嚴氏
嚴氏は張重華の嫡母である。若くして志操があり、下を率いるに厳厲で、慷慨として丈夫の節があった。重華が嗣立すると、尊んで太王太后とし、永訓宮に居させた。
天錫が僭位するに及んでも、なお尊んで太王太后とした。天錫は淫昏驕恣で民の政務を顧みず、また永訓宮にも朝謁しなかった。従事張慮は棺輿を舁いで切に諌め、大覲を求めたが、天錫は納れなかった。太后はほどなく憂いをもって卒した。
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