十六国春秋後趙錄十二 麻秋

生涯

  • 麻秋、太原の胡人。石勒に仕えて征東将軍となり、石虎の代には涼州刺史として涼を討伐し勝敗を繰り返した。秋は残忍な性格で毒殺を好み、泣く子をあやす際に「麻胡が来るぞ」と言えば泣き止んだという。冉閔の乱に際し軍を率いて鄴へ逃れたが、前秦の苻洪が子の雄に迎え撃たせて捕らえ軍師将軍としたものの、宴席で毒殺して洪を殺害、洪の位は秦の世子苻健が継いだ。