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十六国春秋
前趙錄十 王延年
生涯
王延年、字は季海、江都の人。十五歳で両親を喪い深く哀しみ、忌日には三日間食を断つほどの孝行者であった。賊に捕らわれた叔父の孫と自らの甥のうち、賊に「甥ではなく叔父の孫の方を助けてほしい、自分は幼くして叔父に養われた恩がある」と嘆願し、賊はその義に感じ入り両者とも解放した。後に太宰に至った。
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