十六国春秋前趙錄九 王育

生涯

  • 王育、字は伯春、京兆の人。貧しく人に雇われ羊豚の番をしながら学問を志し、竹簡を写して独学した。同郡の許子章に才能を見込まれ学資を援助され、後にその娘婿となった。太守杜宣に仕えた際、上官を軽んじた来客を刀を取って一喝し名声を得た。
  • 成都王司馬穎の招きで劉淵の監視・招聘の任にあたったが逆に淵に抑留され、そのまま淵・聰に仕えて大司空・太保・太傅を歴任した。